3月27日WEBセミナー 陸海空の水素モビリティとWoven Cityの動向
■Live配信/■アーカイブ配信
(会社・自宅にいながら受講可能)
詳細は主催者様サイトでご確認ください
詳細はこちら
セミナーの趣旨
ここ1年の間にもトヨタからはクラウン、ホンダからはCR-Vをベースとした燃料電池自動車(FCEV)が発売された。フランスStellantisは、複数ブランドでプラグインハイブリッド式のFCEV商用バンを販売している。HyundaiのNEXOが累積販売台数で圧倒的なグローバルNo1であり、韓国内の水素ステーションは、あっというまに日本の2倍に増加している。韓国Doosanのアフリカでの水素ドローンによるへき地への医薬品運搬はもはやだいぶ以前の事例となり、一方で関西大阪万博では岩谷の水素船の運行が話題となっている。現地取材からは東京でもソウルでもFCEV路線バスを日常的に見かける。現状整理が求められるほど多種多様の陸海空モビリティが試行・実用化されている。
日米欧中で展開されているトヨタ自動車の水素ファクトリーはもはやモビリティとどまらない。トヨタが東富士で挑戦を始めるスマートシティ、Woven Cityでも水素の活用を視野に入れている。韓国Hyundaiもトヨタ同様に水素を作る・運ぶ・使いとのエネルギービジネスとしての展開を始めている。
現地調査や関係者インタビューを交え、水素モビリティの現状を整理の上、さらに話題となっているスマートシティなど水素エネルギー社会の視点で現状を整理する。
セミナーで得られる知識
・陸海空モビリティの現状の概要
・市販FCEVの現状整理、メーカや車両の特徴、販売台数など
・FCEVや水素ステーション普及の現状と課題
・水素燃料自動車、水素エンジン、e-FUELガソリン車の整理整頓
・水素普及の課題
受講対象者
・FCEVや水素エンジン車に興味のある方、調査を進めている方
・モビリティを脱炭素の視点で整理したい方
・高圧水素タンクを始め、水素エネルギービジネスを探索している方
・水素の利活用に興味がある方
プログラム
1.脱炭素視点での自動車エネルギーの整理
(1)脱炭素が求められる背景
(2)駆動方式とエネルギー源、水素とe-FUELの位置づけ
(3)BEVとFECV 脱炭素で比較
(4)燃料電池自動車と水素エンジン車
2.FCEV(乗用車、商用車、バス)の現状整理
(1)実用化の歴史
(2)市販の現状 販売宇台数など トヨタ・Honda・Hyundai・Stellantis
(3)トヨタとBMW連携、GMとHyundaiの接近、Hondaの孤立化
(4)バス・トラック・鉄道・船・航空機における実用化あるいは試行の現状
3.モビリティから水素エネルギー社会へ
(1)トヨタグループの水素エネルギービジネス戦略
(2)トヨタ・Hyundaiの「水素を作る・運ぶ・使う」トータルビジネス
(3)都市での活用 Woven City
4.課題整理、今後の進展は?
(1)インフラの視点で 日韓比較、高圧水素と液体水素
(2)水素関連インフラ
(3)水素の活用、エネルギー側面と産業側面
(4)(講師目線で)日本での障害、日本での拡大の可能性
5.関連最新技術紹介
(1)水素関連・高圧水素タンク関連 計測技術
(2)2月の東京ビックサイトで開催の「スマートエネルギーWeek」から
6.質疑応答
* 最新情報の追加、それに伴って、より理解しやすいように構成を見直す場合があります。その際も、基本的には上記プログラム内容は含まれています。