水素エネルギー社会(5)AZAPAの超小型FCV

元トヨタ自動車の設計者が立ち上げたスタートアップ、AZAPAで小型のFCVを開発しています。高速道路は走れないという割り切りながら、二人乗り100km走行可能で100万円以下というのは魅力的なターゲットです。

設計データの販売というビジネスモデルが日本では新鮮です。自社ブランドでも委託生産をするようですが。

中国で知人が立ち上げたEVのスタートアップも製造は委託です。この年末に販売開始の予定で、土日もなく試験走行と問題対応でてんてこ舞いらしいです。

半導体と同様に、クルマも企画設計会社と委託製造会社に分離していくものと思われます。電動化で参入壁は確実に低くなりました。

さて、AZAPAのウエブサイトを見ると、しっかりとした会社です。ポリシーがしっかりしています。CSRの視点での社会貢献も明確にコミットされています。こども育成支援や平和的活動として記載されてます。

この水素エネルギのシリーズの(3)で掲載した水素ステーションの愛知県内MAPを再掲載します。AZAPAの航続距離100km以下を考えると、今の数ではぜんぜん足りませんね。