N-PLUS2022 空飛ぶクルマ パーツ&材料
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空飛ぶクルマへの適用が想定される成形品パーツと材料に関する見学の報告です。
CFRP成形品
株式会社 ホーペック(HOPEC)から、空飛ぶクルマへの適用を目指したCFRP成形品が展示されていました。
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写真は代表的な成形品、翼、プロペラガード、湾曲状保護パイプ(操縦席背面に設置、採用済み)です。
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HOPECはSW(Sheet Winding)工法による、GFRP・CFRPの長尺ものの製作に特徴があります。三重県のHOPECを見学訪問したことがありますが、20mにもおよぶトローリング用の釣竿の製造工程に驚きました。
軽量化と信頼性が求められる空飛ぶクルマはCFRPの有望な市場です。
樹脂添加用ナノマテリアル
株式会社アルメディオからは、樹脂の機能・特性を向上するためのナノマテリアルのカーボンナノファイバー、グラフェンパウダーが紹介されていました。
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PEEKに添加した高剛性のギアやボルトによる金属代替、バンパー用PPと混錬することでのバンパー取り付けセンサの電磁特性向上を例示していました。他に熱伝導の向上なども容易に想定されるところです。
自動車のCASE対応を考えた場合、重要な材料になっていくと考えられます。軽量高剛性という点では空飛ぶクルマからのニーズもあるでしょう。