Tech-Tでは日本・韓国での自動運転バス現地取材を通じて、今後の実用化の在り方を探求しています。

今回は兵庫県北中部、養父市八鹿駅周辺で実施されている実証実験中の自動運転バスに乗車しました。

訪問日の1週間ほど前の大雪による積雪で、走行ルートやダイヤが変更になっている等、若干のハプニングもありましたが
「雪国」での自動運転の在り方にも触れる経験となりました。

八鹿駅周辺

JR八鹿駅は城崎温泉と京都、大阪を結ぶJR山陰本線の中ほどに位置する山あいの無人駅です。
この駅の向かい側から自動運転バスが出発します。

車両基本情報

車両名称:MiCa(ミカ)
製造元:Auve Tech社(エストニア共和国)
日本仕様開発/導入主体:BOLDLY株式会社(ソフトバンク子会社)
乗車定員:7名(乗客)+オペレーター1名

走行まで

事前調査では上記の停留所とダイヤでしたが、1週間前の大雪でルートが短縮になり、そのためダイヤも変更になっていました。

バス停に向かっているさなか、目の前で走り去っていきました・・・・💦
雪のため、ダイヤが変更されていたのです!!

残念ながら、走行ルートもおおよそ1/3に短縮されていました。


乗車しました、自動運転レベルを評価(ソフト・運用面)

保安要員が1名乗車。必要により手動に切り替えます。ゲーム機のコントローラのような装置での運転です。
これは、茨木県境町の自動運転バスと同じです。同じ、BOLDLYが改造したためでしょう。

横断歩道、一時停止、信号(今回の乗車区間にはありませんでしたが)等では、あらかじめ停車するようにプログラムされており、保安要員が目視確認の上、再度自動運転走行を始めるという対応でした。

路駐などの障害物を認知した際は、障害物を避けたルートを自動設定します。ただし、そのルートがセンターラインを越え反対車線へのはみ出しとなる際は、自動で停車し、手動で障害物を避けるという設定です。

自動運転と乗り組みレベルは、Lv2ですが、その中でも比較的初歩的な範囲となってました。

自動運転/認識技術の特徴(ハード面)

センサー・認識系

複数の カメラ・センサーを搭載
周囲車両・歩行者・障害物を検知
横断歩道での歩行者飛び出し予測などAI機能を強化(2025年度改良点)

日本向け安全対策

MiCaはハンドルを持たない設計を前提とした自動運転EVであり、日本の保安基準に対応するため、以下の対策が施されています。

車外カメラ:7台
車内モニター:3台
前方視界を補完し、オペレーターが周囲状況を常時監視可能

この構成により、保安基準第21条(運転者視野)に関する国内初の基準緩和認定を取得しています。

まとめ

社会的インパクトは限定的でしたが、地方都市、あるいは降雪地域での実用化の課題抽出として堅実な実証モデルという印象でした。

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解説の動画ではなく、エンタメ的な短時間動画ですが、ご参考まで。

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