BYD ATTO3 試乗 2回目

以前からBYDのビジネス戦略と、EVに関して注目しています。
今回は、ATTO3試乗2回目の感想です。

これまでのレポートは以下を参照ください。
EVのATTO3 やBYD戦略 さらに競合車レポート

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BYDは、2023年 3車種のEVを日本に投入します。その1台目 ATTO3が1月31日から発売されています。HyundaiのEV IONIQ5の日本での販売はオンライン販売ですが、BYDは、販売店で見て買うという、従来の方式です。日本各地で販売店ディーラとの契約を拡大中です。

今回は、双日系のディーラで試乗させていただきました。

前回昨年の8月は、横浜での日本での初試乗イベントでしたが、15分程度の短時間で、なおかつ、途中で大雨に降られて十分に評価できませんでした。
今回もディーラ試乗ということでそれほどの時間ではありませんでしたが、試乗の目的達成です。走りをしっかりと味わえました。

結論から言って、
EVらしい走りだが、EVの特徴を前面に出してない分、ガソリン車からの乗り換えで違和感が少ない。 
その分EVに期待する方には物足りない感じです。

外装デザインは、今風のSUVで、さほどお金をかけていないが、それなりに仕上がってます。

内装が一番の売りですね。デザインが楽しいし、遊びもあります。
内装のアンビエントライトが、色とりどりに変化していきます。

フィットネスジムと音楽のイメージでのデザインで、たとえば、エアコン吹き出し部はダンベルの両サイドに付ける錘の形、インサイドハンドルもジムマシーンのイメージです。

そして、最大の楽しさは、ドアポケットが、本当に音のなる弦楽器になっている点です。
ドアポケットの上部に、太めの弦が3本貼ってあります。(写真下の赤矢印の先)

つまびくと、音程違いの三音が響きます。

インパネ部の表示は、センターの大型Displayとメータ相当の表示(写真 赤矢印先)です。

センターの大型Displayは、ボタン操作により自動で90度回転します。

上の写真のように縦長にした場合は、横長に比べてNAVIの走行先が広く表示されます。
下の写真のように横長の場合、低速時や駐車中の周辺監視画面が見やすくなります。

Display内のタッチボタンの他、ステアリングのボタンでも回転操作ができますので、走行中にさっと変えるといった活用も可能です。

車線保持機能+速度制御でセミ自動運転です。
日産のプロパイロット2.0のようなハンズフリー運転はできませんが、ハンドルには手を添えている程度で、自動で操舵してくれます。
高速では、おおむね自動操舵に任せられるとのご説明でした。
もっとも責任問題も含めて、積極的にはその活用方法は進めていないかもしれません。

440万円という価格は日産リーフ並みで、国内で購入できるEVとしては、日産サクラに次いで安価です。

日本で発売始まってから2か月がたちました。
販売台数は現在調査中です。

トヨタ、Hyundaiのビジネスと比較したBYDの戦略や、
メータやインパネDisplayに見る、EV専業車両メーカと従来のOEMの思想の差などは、メルマガ登録者限定ページで解説予定です。

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