水素エネルギ社会(14)低炭素発電

前回の続きの視点です。ただし、背景等の調査は十分でなく、あくまでも私見コメントです。なお、太陽光発電は門外漢ですので風力発電に絞っての低炭素(脱炭素かもしれません)発電の話題です。

洋上発電に関しては、少し前のブログに掲載したところで、秋田沖など具体的な動きがあります。欧州での炭素繊維の最大の応用先は、このプロペラということです。この羽根の大きさは50mを超えるような大型なので、自重変形抑止も含めて、軽量で強いCFRPに分があるようです。詳細に調べてはいませんが、工法はFWと推定しています。炭素繊維に求められる特性も、航空機用途はまた異なるものなのでしょう。いずれにしろ、日本での活用拡大を期待するところです。

日本の商社は既に欧州で10年以上、洋上発電ビジネスに取り組んでおり、秋田沖等の日本の動きに呼応したアクションも始めています。

しかし、昨年日立製作所が撤退したことで、日本企業としての洋上発電機器メーカはなくなりました。(三菱重工は業界トップのデンマークのヴェスタス社との合弁会社を運営してます。)サイズ感と市場規模(数量)を考えると、新規での参入や復活は難しいようで、そうなると、先行しているヴェスタス、シーメンス・ガメサ、GE、ゴールドウインド等、欧米中の製品を、日本の商社が輸入するというビジネスとなりそうです。もっとも、発電機だけがビジネスではなく、洋上建設から配電設備等々、かなりのすそ野が期待できるところです。

風力発電は発電安定性に難点があるところですが、余剰発電をバッファ的に貯蔵するという視点で、水の電気分解での水素エネルギはありうるのでしょうか?ここも電気自動車か水素燃料自動車かのバトルと同様に、トータルのコストメリットでの判断となります。

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