人とくるまのテクノロジー展2023 NAGOYA -プラスチック関連 実用化済み-
2023年7月5-7日に開催された 「人とくるまのテクノロジー展2023 NAGOYA (主催:公益社団法人 自動車技術会)」に関して、数回に渡りレポートします。
レポートの第3弾はカーボンニュートラル関連のプラスチックのうち、既に実用化済の2点を紹介します。
・[東レ] Toay-Dow 合成皮革のシート
・[Covestro] 25%リサイクル樹脂を使用して自動車部品
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東レ DOW LuxSense 合成皮革(シリコーン)
カーボンニュートラルというよりは、展示パネルにもあるように、「環境にやさしい」材料です。
耐候性が高いため、従来不可能であった彩度の高い白色が実現できています。
そのような説明を聞く前、展示されているシートを見た瞬間に、これまでに無い鮮やかな白と感じました。
中国の電気自動車で採用されているとのご説明で、詳細に伺ったところ、なんと、私が試乗したクルマでした。
高合汽車(Human Horizons)のHiPhi X です。
中国 超高級BEV HiPhi X(2021年5月~)で採用済み
HiPhi X 試乗に関しては以下をご覧ください。
動画も含めて、詳細にレポートしています。
HiPhi X 試乗 レポート
高合汽車 HiPhi (Human Horizons;華人運通)に関しても以下のように詳細レポートしてます。
Covestro リサイクル樹脂を自動車部品に実用化
ご紹介の2点目は、市場回収樹脂を25%使用した自動車部品です。
Covestro社の展示ブースに、ドアプロテクターと外装ピラーの2点が展示してありました。
説明員の方が、「中国のBEVに採用されてます」とご説明の上、裏面をみせてくれました。
その中に、高合汽車 HiPhiのロゴマークがありました。
偶然ですが、前述のToray-Dowの合成皮革を使用したBEVメーカ 高合汽車 HiPhiでした。
世界最先端の材料は、まず中国で採用されるのでしょうか?
ちなみに、材料メーカは欧米系です。
日系材料メーカの出遅れ感が気になります。
BEVも日系の出遅れ感が顕著で、中国・欧米に比べて、日系各社のチャレンジが少ないように感じました。
この部品の使用部位を、 BEVメーカ 高合汽車のプロジェクトマネージャに問い合わせました。
モノの一分でChatが返ってきました。(スピードの時代の、再度感心!)
以下の写真が、適用部品です。
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