
Japan Mobility Show 2025 PRESS DAYにスズキブースを徹底取材しました。
当社の関心領域である、四輪と次世代モビリティを中心に調査しました。

本記事では、社長プレス発表を軸に、『By Your Side』というテーマに沿った会社全体の取り組み、今後の方向性、そして注目の3車種を統合的に紹介します。
さらに、環境対応の多様な燃料戦略や、シニアカーから次世代小型電動モビリティへの進化を解説します。
最新情報はメルマガで。
メルマガ 配信登録は こちらから
トレンドや各種情報は セミナーで詳しく解説します。【セミナー案内】
SUZUKIはすべてで『マルチ』
スズキマルチは、インドで絶大な人気を誇り、販売台数も4割超えてます。
当初、インド政府との合弁としてスタートした同社はその後民営化されました。
スズキは約6割の株を維持しています。
最新EVから、パーソナル移動モビリティまで、多種多様なモビリティが紹介されました。
CN対応としても多様なエネルギーへの対応、EVから、アルコール燃料、水素、牛ふん由来のバイオメタンガスなど、これもまさに、マルチパスウエイです。
そして、EVやバイオメタンはインド発、スズキマルチが、元気なインドからの発信です。
社長 プレス発表から
スズキは『By Your Side』をテーマに、生活に寄り添う小型モビリティを中心に、四輪・二輪・次世代モビリティを幅広いプレゼンでした。
今後は電動化と多様な燃料対応を軸に、グローバル市場での持続可能な移動手段を提供する方針を示しました。
ここでは、社長紹介の中から、以下を取り上げました。
・Vision e-Sky 軽乗用BEVコンセプトモデル
・MOQBA 2 四脚モビリティ – 段差対応型 / MITRA 多目的電動台車
・SUZU-RIDE2 電動パーソナルモビリティ
『Vision e-Sky』は航続距離270km以上を誇る軽乗用BEVで、リサイクル素材を活用したサステナブル設計が特徴。
『MOQBA 2』は段差や階段を歩行し、平地では車輪走行する四脚モビリティで、物流や農業にも応用可能。
『SUZU-RIDE2』は免許不要の特定小型原付で、都市部での新しい移動手段として注目されています。





スズキのマルチパスウエイ
スズキは水素、バイオガス(CBG)、メタノール、Flex Fuel(ガソリン+エタノール混合)、HEV、BEVなど多様な燃料に対応。
インド市場では『e VITARA』量産BEVやCBG対応SUV『VECTRIS』、FFV仕様『FRONX』を展開。
さらに、牛ふんからメタンガスを生成しCBG燃料化する取り組みで、農業副産物を有効活用し化学肥料削減にも貢献しています。





北米スタートアップ「Glydways」
オンデマンドの専用レーン隊列自動運転 製造技術協力
オンデマンド交通システムを開発するGlydwaysと協業し、専用レーンでの自動運転小型車両を実現。
都市交通の革新に挑戦し、スズキの小型車製造技術を世界に広げる取り組みです。




