

10月29日(水)&30日(木)のPress Dayチェックした内容を写真中心に紹介します。
HondaはJapan Mobility Showで、未来モビリティの幅広いビジョンを提示しました。中心となる「Honda 0シリーズ」は、SALOONとSUVのプロトタイプで「薄い・軽い・賢い」を体現し、EV専用設計による革新を示しました。都市型EVやMicro EVは、ラストワンマイルや短距離移動を快適にする小型モビリティとして注目。さらに、欧州向けe-MTBや北米向けAcura RSXなど、市販予定モデルでグローバル戦略を強調しました。加えて、HondaJet Elite IIやサステナブルロケットの展示により、航空・宇宙分野への挑戦も本格化しています。
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目次
Honda 0シリーズの革新性
Hondaが提案する次世代EV『Honda 0シリーズ』は、従来の自動車設計を根本から見直した革新的なプロジェクトです。特にSALOONとSUVのプロトタイプは、『薄い・軽い・賢い』というコンセプトを体現し、空力性能と室内空間の最適化を両立。新開発のEV専用アーキテクチャーにより、走行性能と環境性能の両立を目指しています。


都市型EVとMicro EVの狙い
都市部での短距離移動やラストワンマイルの課題に応えるべく、HondaはSuper-ONEやMicro EVといった超小型EVを提案。これらのモデルは、コンパクトなボディと高い機動性を兼ね備え、狭い都市空間でも快適な移動を実現します。また、環境負荷の低減と高齢者や若年層の移動支援にも貢献することが期待されています。




市販予定モデルと市場戦略
展示会では、e-MTBやAcura RSXなどの市販予定モデルも注目を集めました。e-MTBは欧州市場をターゲットにした電動アシスト付きマウンテンバイクで、アウトドア志向のユーザーに訴求。Acura RSXは北米市場向けのEVとして、洗練されたデザインと高性能を兼ね備えたモデルです。


市販モデルが示すマルチパスウエイ
EVシフトを鮮明にしていたホンダですが、昨今のグローバル市場動向を鑑みて、複数の駆動方式、EV/HEV/FCEVの市販モデルを展示していました。




航空・宇宙で広がるホンダの挑戦
Hondaは地上のモビリティにとどまらず、空と宇宙への挑戦も加速させています。HondaJet Elite IIは、快適性と燃費性能を両立したビジネスジェットで、最新の安全技術も搭載。さらに、再使用可能なサステナブルロケットの実験機も展示され、宇宙輸送分野への本格参入を示唆しました。




