大阪万博向け MaaS 隊列走行車いす

実証実験では、実に多種多様な「乗り物」の体験ができました。
今回はカルガモの親子のように並んで走行できる車いすのレポートです。

走る姿がユーモラス

まずは走行シーンの動画をご覧ください。思わず頬が緩んで笑みがもれてしまいませんか? 

Panasonicの出展モビリティのひとつです。電動車いすWHILLをベース車体とした、隊列走行可能な車いす ロボティックモビリティPiiMoです。

先頭車両をリモコンで操作します。リモコンを操作磐のように車いすに搭載できますので、自らの搭乗運転も可能です。自動運転ではなく、人間の運転操作により走行しますが、障害物検知機能を搭載しており必要な際は自動停止します。

先頭車両が発進すると、一定の距離を置いて次々に発車します。停止の時はこの逆で、一定距離まで接近してから順次停車します。

2台目以降は、前車の反射板を目印として追従走行します。最大で10台の追従走行の実績があるそうです。パンフレットによると隊列情報を保持したまま、1台ずつエレベータに乗る機能もあります。

活用シーンとしては、空港での集団移動、博物館の案内、病院、老人ホームなどが想定されます。

実際に搭乗体験しましたが、不安感は全くなく、遊園地の乗り物気分でした。

商品説明のパンフレットです。

会場で配布していたパンフレットです

EXP2025 みんなの未来へ/夢洲実証実験

2022年4月 大阪メトロが中心となっての舞洲実証実験場で開催された「次世代都市交通システム実証実験」体験乗車をレポートしています。