自動車ビジネス大変革時代 日本の「各社」への警鐘
~日中韓の現場取材から見えてきた日系サプライヤの危機~
定員を上回る多くの方にご参加いただきました。
その業種も、商社・設備メーカー・部品メーカー・材料メーカー・大学・プレス・金融・コンサルタントと実に多彩で、自動車ビジネスのすそ野の広さが示されました。
終了後の懇親会も8割近い方にご参加いただき、Tech-Tの目指す双方向性となり、感謝しております。
講演、その後の有識者からのコメント、ネットワーキング・タイムの状況を写真でご紹介します。



当日の講演からその骨子を紹介します。
自動車関連のビジネスが大変革期を迎えています。
●その状況にいち早く対応しているのがトヨタ自動車です。
●韓国では官民一体で、
●中国では各社の独自目線での変革対応が始まっています。
これらの状況を整理してお伝えしました。
自らの問題意識の元で次の一手の戦略検討を始めるべきタイミングです。
それらに気づかずに従前のビジネスを継続する日系サプライヤは危機に陥る懸念が高まってます。
自動車業界のパラダイムシフト
ハードウェア中心のビジネスモデルからソフトと組み合わせ、また物は人の移動からその周辺を包括する事業構造へと抜本的な再構築が始まってます。
- 自動車メーカーは、エネルギーやロボティクスを含む社会システム事業への転換を進めている。(トヨタ・ホンダ・スズキ・Hyundai)
- 中国では、サプライヤーが先行開発した技術を組み合わせるアジャイル開発で市場投入を加速している。
- 日本の場合、既存の生産ラインや考え方が、ギガキャストのような生産革新の導入を阻む足枷となっている。
グローバル戦略の再定義
市場ごとの現実を受け入れ、開発から供給網まで現地完結主体の体制に変化している。
- 「マルチパスウェイ」戦略は、地域のエネルギー政策に適応できる企業のみが実行可能な生存戦略である。(トヨタ・ホンダ等日系が優位)
- トヨタは中国市場向けに開発責任者の現地化・現地部品の採用など、徹底した現地化がを推進している。
- 日本国内市場は人口減少&車離れ、諸外国からの現地化圧力で生産台数の縮小が加速することを事業構想の前提とする必要がある。
サプライヤーの生存戦略
完成車メーカー追従型から脱却し、自社主導で付加価値を定義するモデルへの移行が求められます。
- 既存のサプライヤビジネスは、日本以外への活路開拓が必須。その際、中国市場を含めるか否かは慎重に戦略検討するポイント。
- ICEの落穂ひろい作戦も、残存者利益で大化けの可能性がある。
- 「もの」から「こと」へとビジネス対象を変化できるサプライヤーはビジネス拡大、利益率増加を享受できる。
本セミナーの「もくじ」
・セミナー概要
・講演予定内容
・プログラム
・中国自動車産業視察ツアーから
・韓国自動車産業はグローバルが大前提
・トヨタの変革、生き残れる日系は?
セミナー概要
セミナー名:自動車ビジネス大変革時代 日本の「各社」への警鐘
~日中韓の現場取材から見えてきた日系サプライヤの危機~
日時: 2026年2月9日(月) 13-17時
場所: 名古屋国際センター4階 第3研修室
(名古屋駅から徒歩7分、地下鉄「国際センター駅」直上
定員: 20名(先着順 人数変更の場合有り)
参加費: 44,000円/人(税込)
主催: 技術オフィスTech-T(by 株式会社Tech-T)
講演予定内容
【トヨタの動向】
トヨタがグローバル戦略で成功した理由は、ハイブリッドそして、・・・・
トヨタのBEV戦略に大きな変化が見て取れる
国内生産台数減少の予兆は、トヨタ自身の発信情報から!
→国内サプライヤの生きる道は3通り
誰もマネできないトヨタの強み、だけどトヨタ社員は気づけない。
【Huaweiとトヨタ】
トヨタ Woven CityとHuawei電気自動車アライアンスは「同じ出口」
Huaweiの自動運転とトヨタの自動運転を整理
【中韓と日本】
産学連携がビジネスにつながる中国・韓国、つながらない日本
グローバル狙いの中国・韓国と、まずは国内市場からの日本
トヨタもHyundaiも水素燃料自動車を市販、韓国だけが売れているのは?
中国はPHEV&REEV、日韓はハイブリッド、さて勝者は?
書籍 『トヨタ対中国EV(中西孝樹氏著)』 読みどころ解説
プログラム
- グローバル 販売動向
(1) グローバル・アメリカ・欧州・中国・日本・韓国・・・
(2) 環境車 BEV/PHEV/HEV/PHEV
(3) 日本市場でのHyundai/BYDのプレゼンス - 脱炭素をマクロに整理
(1) 脱炭素とエネルギー
(2) エネルギーと環境車
(3) マルチパスウエイ再整理 - トヨタ自動車の最新動向分析
(1) トヨタ大成功のカギ ハイブリッドと現地化
(2) Woven Cityのその先
(3) 書籍 『トヨタ対中国EV(中西孝樹氏著)』 読みどころ解説
(4) トヨタから見た中国ビジネス
(5) トヨタの普遍的競争力 - 日系各社の今後を占う
~Japan Mobility Showから読み取った未来~ - 常にグローバル目線のHyundai
(1) Hyundai最大のショールームでチェック!
(2) FCEV世界最大の普及国 その要因を探る
(3) 新型NEXO(FCEV)日本販売へ
(4) GMとのアライアンスの見通し - 中国自動車産業の今と今後
(1) 市中観察から見た普及しているクルマと自動運転状況
(2) ショールームから最新デザインと機能をレポート
(3) 自動車メーカに君臨するHuawei
(4) 不連続進化を図るサプライヤ TESLA流デジタル製造 - まとめ
日本の自動車サプライヤ(部品・材料)の生き残り策 3選
※最新動向により内容の一部を変更する場合があります。
※PDFファイルで講演資料抜粋版を配布します。(講演内容を半分にまとめたサマリー)
中国自動車産業視察ツアーから
11月末、当社企画の中国自動車産業視察ツアーを敢行しました。日中関係が複雑に変化しているさなかの視察で、日々予定を変更せざるを得ない状況でしたが、一言「行ってよかった!」との所感です。製造現場を視察するとともに意見交換を図る中で、日本とは全く異なる大変革のさなかとの思いに至りました。写真は自動車ビジネスの頂点に立ったHuaweiの基幹店です。

韓国自動車産業はグローバルが大前提
韓国の水素が元気です。自動運転バスは実用化されてます。9月の取材から、官民一体となった世界展開戦略が見えました。日本が足踏みする中、水素自動車も自動運転システムも海外展開が始まってます。まずはグローバル市場狙いです。
写真はHyundai最大のショールームでの新型水素自動車NEXO特別展示です。

YouTube「技術オフィスTech-Tチャンネル」では、工場で活躍中の四足歩行ロボットのショールームデモをご紹介しています。

トヨタの変革、生き残れる日系は?
9月末に開業したトヨタ自動車のWoven Cityを「覗き」に行きました。公道から見るだけでの、開業から3週間足らずなのに各種の実験状況を垣間見ることができました。トヨタは移動体ハードから、その周辺ビジネスへの大幅拡大を進めます。世界のトヨタはデジタル企業群GAFAのその先を狙ってます。トヨタ変化の背景と狙いを理解しておかないと、部品・材料・設備に関連サプライヤー、日本の「各社」は徐々にビジネスを失う懸念が高まってます。当社独自の解釈ですが、トヨタは新車販売台数を22%減少させる雰囲気ですが、実はトヨタ自体は利益率向上を狙ってます。トヨタ以外に生き残れる日系自動車メーカはどこか、この辺りもコメントする予定です。写真は、Woven City近傍を走行するe-Paletteです。

YouTubeでは、開業から3週間目のWoven Cityの雰囲気をご紹介しています。
個別のコンサルティングサービスでは更なる詳細や今後の方向性などを解説いたします。
費用や内容などは、以下より、お気軽にお問合せください。
セミナーやコンサルティングなどのご相談窓口
このレポートのような内容は、「市場調査」や「電気自動車トレンド」に関する各種セミナーでも解説しています。セミナーでは質問にもお答えしています。
以下は直近で予定されているセミナーです。


