業務プロセス要素とは異なり、多分の固有技術的な着眼やヒントに関してのライブラリです。

もっとも難しい加工プロセス

以前、ミシガン大学の菊地昇先生(現豊田中央研究所社長)とお話ししていた折に、「高原さんはもっとも難しい加工法を担当されてますね。安くて当然な樹脂部品ですが、樹脂は実に難しいと思いますよ。」とお褒めとも慰めともとれるお言葉をいただいたことを鮮明に覚えています。

金属と比較すると、合成樹脂は歴史が浅いうえに、今でも新材料が上市される状況です。加工のためには熱が必要ですが、300℃程度と比較的使用温度に近く、加工後の部品は使用中の温度での変化が大きく安定しにくいという特徴もあります。何より、高分子なので、物性の分布が大きい、粘弾性的な挙動により、加工時不安定性も大きいものとなります。

プラスチック・成形加工・樹脂材料入門という講演を準備してあります。簡単な実験をお見せしながら、本質的な理解ができます。樹脂化の担当になった方や、樹脂成形を知らない方にお勧めです。

成形不良

加工が難しい分、実にたくさんの不良が発生します。しかも、同じ不良でも、原因は多岐に渡ります。たとえば、樹脂が十分に充填されずに形状の一部が欠落するショートショットという不良がありますが、この原因は、原材料、成形機、金型、成形条件のいずれにも起因する可能性があります。すなわち、対策のための原因究明が大変複雑になります。

トヨタ式に関するライブラリに記載している現地現物は、この検討の際の入り口となります。

不良発生の現場を確認した上で、その後の調査分析方法をご提案致します。それに基づいて調査いただき、適宜メールで調査状況をご連絡いただければ、さらなる進め方の助言も可能です。1~2週間後に再度ご訪問し、対策案のご相談という流れがコストミニマム、効果最大化です。

お気軽にお問合せ・ご相談ください。

お問合せ / contact