永平寺町の無人自動運転移動サービス

遠隔監視・操作型のレベル3車両で国内初の認可を受け、実用化されている永平寺町の自動運転モビリティ「Zen Drive」

【平日】東古市ー志比(永平寺門前)間 約6㎞(約40分)
    一般道を横断するため、レベル2で走行

【休日】荒谷ー志比(永平寺門前)間 約2㎞(約10分)
    レベル3で走行

自動走行 | MaaS | まちづくり株式会社ZENコネクト (e-machidukuri.co.jp)

先般掲載しました気仙沼BRTと基本センサーやカメラ構成は同じ、自車位置検知のための路面埋め込み磁気マーカも同じです。
また、鉄道の廃線跡利用という点でも共通しています。

経済産業省ニュースリリース

永平寺「Zen Drive」は時速12キロであるが、レベル3で実用化。
現在は不可欠な地元住民の足とはいかないまでも、自動運転の先駆けとして踏み出した一歩は大きいと思われます。

気仙沼BRTの自動運転は、実施時期が未定で実験段階ですが、最高時速60キロを目指しているため、自ずとセンサー数も倍増。
樹脂材料の活用という面では、11月30日のプラスチック成形加工学会 成形加工シンポジアでのデンソー神谷氏の特別講演「車載電子製品の高性能化を実現する成形加工技術への期待」でも紹介があったように、センサー数の増加とともに小型化しての設置が必要であり、また、水入り防止や高性能化に伴う発熱対応として、金属等の異材料との密着接着の維持と高熱伝導が同時に求められています。以下は参考までの樹脂材料に求められる特性です。


ご参考

気仙沼BRT取材(1)

気仙沼BRT取材(2)自動運転

気仙沼BRT取材(3)バス動画