名古屋大学 山本真義先生のご厚意で、学生さんの車両分解実験前の INOIQ 5 N を観察&試乗する機会をいただきました。
ありがとうございました。
ちなみに、我々の観察直後に実験が始まり、今頃はバラバラにした部品のベンチマーク段階かと思います。
学生さんは実験を楽しんでいることでしょう。

Hyundai Motor Brand “N

N 』は、Hyundai Motor BEVの スポーツ/パフォーマンスモデルのブランドです。

IONIQ 5 “N ” Survey

N 専用セミバケットシートは、ベンチレーション付、スエード調表皮です。
着座すると体が自然にシートに収まり、普段乗っているSUVとは違うしっかりしたホールド感と低めの視線が印象的でした。

車幅の広いクルマでした。
比較のために並べましたが、広角で撮影したため、両サイドほど伸びており、比較になりませんでした。(涙)
全幅は1900を超えています。
さすがBEVですね、W/Bも3000mmです。
一方で重量は、+500kgです。

N 専用ステアリング

握り部がパンチング加工の本革巻
写真では影になってますが、左右にパドルシフトレバー
左上の水色の異形ボタンはドライブモード切替のNボタン
右上のオレンジ色ボタンNGBは、Grin Boostを発動するボタンで最大10秒間、出力を650PSまで引き上げます。
下側の丸いNボタンは演出系の切替に使われるもの。
走りのモードと感覚を、指先ひとつで切り替えられるのは、まさに“遊び心”の極みですね!

丸いNボタンを押すとNモードが開始します。
N モード(SPORT/SPORT+)では、よりダイナミックな走行となります。

バーチャルにサウンドやステアリング振動も再現しており、ガソリンスポーツカーを運転しているフィーリングを体感できるらしいのですが、今回は、構内走行で安全20-30km/hでの走行のため、体験できませんでした。

センターコンソールは特殊な形状です。
中央部のボトル置き場部分が低くなってます。
後方は肘掛の機能がある高さですが、前方が高いデザインが不思議でした。
両サイドにパッドが貼ってあり、サーキット等での横Gがかかる先回の際の膝のホールド機構だそうです。
上部トレイはスマホの非接触充電機能付き

センターコンソールの背面には後部乗員用の USB-Cの充電ポートがあります。
これは、最近のクルマでは標準装備になってますね。

基本、ベース車体は同じであるが、バンパーやオーバーフェンダー、リアスポイラーは専用設計です。
オレンジ色のラインが特徴的です。
車内外の要所要所に、ロゴマーク『N 』が配してあります。

フロントバンパーとリアオーバーフェンダーには、エア抜けの開口があり、速度UPとともに、ダウンフォースを発生するデザインです。

調査に没頭している筆者

以下の3か所で 試乗できます!
でも、できれば、サーキットで乗りたいですね。

・Hyundai Customer Experience Center 横浜
・Hyundai Citystore 名古屋
・Hyundai Mobility Lounge 京都四条

IONIQ 5 N(左) vs IONIQ 5(右)

だいぶ以前になってしまいましたが、IONIQ5を1日借りて試乗してます。
2022年2月に日本で発売しましたが、その直後に乗ってます。
当時は、スポーツ高性能の N はありません。
正直なところ、BEVとしての加速以外はあまり感激がありませんでした。

世界の次世代車 試乗④ Hyundai EV IONIQ5 パッケージ編
世界の次世代車 試乗④ Hyundai EV IONIQ5 走行編前半
世界の次世代車 試乗④ Hyundai EV IONIQ5 走行編後半・便利機能編

Hyundai Motor Exterior Design Performance

Hyundaiの特徴的外装デザイン

最後に、最近のHyundaiのエクステリアデザインの特徴をまとめます。
大胆な直線で面を折ってます。韓国国内街中でHyundaiのクルマは何かが違い、先進的なちょっと無機質宇宙的な雰囲気を感じたのですが、この直線折れ意匠のせいですね。

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