トヨタ式で“ち密” に、かつ、サムスン流に“スピーディ”に仕事をこなすための「小わざ」です。
 言葉にまとめると、実に当たり前ことです。誰でも知っていること、気づいていることでわざわざ説明する必要もないような常識です。しかし、あまりにも日常的すぎて、忘れていたり、見落としたりして、結局は非効率や手戻りに繋がっています。意識し続けることは本当に大切です。また、このような要素を二つ三つ組み合わることで力強い業務ともなります。

取り組み姿勢

自分自身がどのように仕事や研究に取り組むか、その姿勢のまとめです。
自分の姿勢がふわふわしていては的が定まりません。効率にもアウトプット・レベルにも悪影響を与えます。
自分自身が主人公、主軸なわけですから、自分の姿勢を確固たるものにし続けることが重要です。

コミュニケーション

当然、自分一人では何もできないわけですから、周りの方々を巻き込む必要があります。
不十分な場合には、目的に叶わないアウトプットとなり、やり直しとなることもあります。
仕事に限らず、ある意味ですべての基本です。適確に相互に意思疎通が可能であれば、場合によっては自分の分身ができたように、仕事がはかどります。一方、不十分な場合には、目的に叶わないアウトプットとなりやり直しとなることもあります。
説明しているより自分でやったほうが速いと感じることも多いものです。しかし自分でやれる量には限界があります。コミュニケーションで仲間を増やすことが出来れば、自分の考えてる仕事を手広く実現できることになります。

目で見る管理

トヨタ生産方式では最も基本となる考え方です。そもそものきっかけは工場の現場で正常なのか異常なのかが判別できなことから始まってます。正常である状態を明確に定義すれば、それから外れた状態は異常と判断できます。同様に、基準があれば変化がわかります。
要は、基準を定義してその差分を視覚化して管理するという考え方です。
日々の不良率を管理する例です。折れ線グラフに毎日不良率を記入します。
全体のトレンドを見ると不良の増加、現象がわかります。
目標不良率を点線で横一直線に記入すれば、日々が目標以下なのか、目標を上回り、何らかの手をうたなければいかにのかがわかります。
先週の(あるいは先月の)平均不良率が横線で記入してあれば、変化がわかります。
不動産会社や自動車販売店を舞台にしたテレビドラマを思い描いてください。成約件数や台数のグラフを貼り出してあります。相対比較することで優劣が視覚的にわかります。今月の目標ラインが記入してあれば後どれだけ頑張ればよいか、誰が頑張らないといけないかがわかります。
開発や研究など、日程軸の目で見る管理は、推進すべき項目ごとの予定チャートを基準として実績を並べて記入します。予定に対しての遅れ状況が視覚的にわかります。
管理状況を誰でも見えるようにするのが目で見る管理です。自信と信頼に基づいての相互の自己管理です。自信がなければ見せません。遅れや問題が見て取れて困っているときに支援してくれる体制がなければ見せません。
目的は見せることでも、管理でもありません。何のための目で見る管理なのかを明確に意識することが必須です。

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