欧州出張事情(2022年6月)続き

往路のフライトはトラブルだらけでした。

ケルン大聖堂での祈りも届かず?
はたまた敢えて試練をいただいたのか?復路も大変でした。
ということで、復路のトラブル編です。

復路はブリュッセル-ロンドン(ANA)―羽田-名古屋の予定でした。

まずは日本入国のためのPCR検査の陰性証明書取得のために、通常より4時間早くブリュッセル空港に向かいました。
結果が出るまで3時間のRAPID検査のためです。
検査費用約2万円。なお通常の24時間検査は約1万円です。

日本出国前に調査して予約済みです。
アバウトな検査場のMAPがありましたが、なかなか見つかりません。
案内所で聞いて、なんとか、屋上駐車場に臨時で設置した検査場に到着。
写真奥にコンテナハウスが2個連結して置いてあります。

受付の係員が暇そうにガムを噛んでます。
検査方法も含めて予約してありますが、「どんな検査を希望?」と聞かれましたので、「日本政府が要求している入国のための陰性証明書がほしい」と伝えると、マニュアルを調べ始めました。
指示に従い検査ブースに入ります。
ブースは数か所あるようですが、係員を含めて誰もいません。
ほどなく、防護服の検査員が登場し検査。

まだ、正午前でしたが、
「今日の予約はあなたが最後です」と言われました。

日本入国に際しては印刷の上、在ベルギー大使館からは親切にも、空港検査場の検査証明書に不記載の内容を手書き追加するようにとの指示があります。
ということで印刷をお願いすると、検査結果のメール受信後に受付で印刷を依頼するようにとの助言があって一安心します。

約1時間半で、陰性の証明が送付されてきました。

検査場に戻り、受付の係員に印刷を頼むと、「個人情報を含む内容は印刷できない」とのことで、愕然とします。
かならず印刷し、それを示すようにとの指示なのですが。

フライトまでまだ4時間もあります。
ホテルから持って来たリンゴを食べて、生ジュースでサンドウィッチを食べて、空港内のスーパーマーケットを見学して、お土産にゴディバを買っても、まだまだ暇でした。

さて、MySOS ファストトラックをご存知でしょうか? 

MySOSというアプリで渡航状況、フライトと座席番号、パスポート情報、検査結果を入力すると、入国の際の検疫はファストトラックで短時間に確認が終了するという仕組みです。

検査結果以外はあらかじめ入力していましたので、検査結果に必要な内容を入力し、エビデンスとしてメール添付の検査証の画面ハードコピーを送信しました。
1時間ほどで、陰性証明書を正常受付終了との返信があり、入国に際してはその通知画面と示すようにと記載がありました。
結論から言って、検査証の印刷は不要でした。

ブリュッセルで出国審査済みですが、なぜかロンドンでも再度出国審査が必要でした。

予定のANAは時間通りのドアクローズでしたが、プッシュバックまで約30分待ち。

羽田到着も約40分遅れでした。
機外に出ると通路に私の名前のプレートを持っている係員がいます。
名古屋行の最終便に間に合わない可能性があるので、ご了承くださいとのこと。
羽田の検疫場が遠いのです。
しかも通常の通路を逆走するので、動く歩道が使えません。
走ります。検疫場での待ち行列にイライラ。
ファストトラックで陰性証明を確認。
写真の青い紙をもらいます。
入国審査で係員に示すようにとのこと

また、先ほどの通路を逆方向に走ります。
入国審査は自動化ゲートで、先ほどの紙を示すこともなく入国完了。
今度はスーツケース回収のためにターンテーブルまで走ります。
またまた、私の名前のプレートを持っている係員がいます。
あっさりと、「最終便は出ましたので新幹線でお帰りください」と言われてがっかり。
新幹線代は立替で領収書送付用の封筒をもらいました。

品川の駅構内でちらし寿司とビールを買ってグリーン車で帰りました。

自宅着は22時半、予定より3時間の遅れでした。

7月24日現在、日本入国のPCR検査陰性証明書はまだ必要なようです。
ぜひ、MySOSのインストールと、現地検査場所等の事前調査と予約をお奨めします。
なお、現地の検査に関しては意外とネットには情報がありません。
ブリュッセルでの検査場、最初はフランス語の情報で往生しました。

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