欧州出張事情(2022年6月)

6月20日から22日までの3日間、ドイツ デュッセルドルフで開催されたK2022のプレス向けpreview(記者発表会)に招待されました。

その際の状況を、欧州出張事情としてレポートします。
2022年6月後半の情報となります。

徐々に日欧間のフライトも復活してきていますが、まだまだ便数が少ない状況です。
欧州域内ではもともとフライトキャンセルが頻発していましたが、現状はその割合も高い状態のようです。
これに伴い、数々のトラブルに見舞われました。

当初のフライトは、6月19日早朝7時(日本時間)に名古屋を出て、デュッセルドルフに22時(現地時間)到着の予定でした。
予定のフライトは名古屋-(ANA)―羽田―(以降 ルフトハンザ)―フランクフルトーデュッセルドルフ。
前日、18日23時半頃に、ルフトハンザからメールがあり、羽田発が大幅に遅れるとの情報でした。
とりあえずは予定通りセントレア(中部国際空港)に向かい、ANAのカウンターで状況を確認しました。
出発が24時間遅れとなるが具体的対応はルフトハンザから指示が無く、羽田で確認ほしいとのこと、羽田に飛びました。(写真の飛行機で)

国内線と国際線ではターミナルが違いますが、その確認に手間取り、30分ほど要してしまいました。
予想通り、ルフトハンザのカウンターは長蛇の列です。
特にエコノミー(招待なので、先方の指定。航空会社やフライトも)は遅々として進みません。
ロビーの冷房があまり効かない中で3時間並んで待ちました。(写真)

ちなみに、掲示板の下部に、さりげなく、Delayed to 20Jun 11:35とあります。
この写真撮影が6月19日正午前ですので、要は24時間の遅延です。
この日の夜発のドイツ便もあったそうですが、この時点で満席で振替NGとのことです。
当初のフランクフルト便よりもミュンヘン経由の方が2時間早くデュセルドルフに到着するとのことで、ミュンヘン便に変更しました。
遅延のための保障として空港内レストランの2000円の御食事券、宿泊ホテルの品川プリンスまでの交通費分として現金1000円、夕食代として現金2000円ももらいました。

この時点で、3日間の開催期間しかないのに、初日は参加できないことが確定しました。

ランチは、元気のためにうな重!

さて、空港ラウンジの掲示板を見るとフランクフルトからは到着しています。
写真右の到着便を見ると1時間遅延ですが10時40分に到着しています。
しかし、左の出発便を見るとDelayedとありますが、時刻は同じ11:35。
つまり、1日遅れということです。機材のトラブルだったのでしょうか?


夜は、品川駅前でラムの焼き肉。

羽田発ミュンヘン便は、5000円の追加費用で通路側を予約しましたが、搭乗率50%程度で、横3人席を独り占めとなりました。

途中、真っ暗な機内で、突然、おにぎりを渡されました。

日本に慣れていない外国の方は、おにぎりの包装を1→2→3で開いて食べれるのかなぁと心配しながらも、食べてしまいました。

ミュンヘン着、デュッセルドルフ接続便19時半発、待っていると、1時間の遅発とのこと。
さらに待っていると、なんと、今度はキャンセルの案内。
対応はサービスカウンターで受け付けるとのアナウンス。
さっさと移動するお客さんと、アナウンスした係員を取り囲むお客さんに二分されています。
若干、10分ほど迷います。
どうやらここでは何も対応できない雰囲気なので、慌ててサービスカウンターを探して、ダッシュ。
予想通り、長蛇の列。
どうも、ミュンヘン市内のホテルを案内されて、往復のタクシ―チケットを渡されている様子です。
ここで宿泊すると、二日目の参加も危なくなります。
列の少し後ろの日本人の方から、21時に最終便があるとの情報。
1時間ほどで順番となり、サービスカウンターの係員に向かってデュセルドルフと3回唱えたところ、最終便に間に合うかもしれないのでこのチケットを持って、走れとのご指示。
ギリギリ間に合いました。
満席で私が乗ると同時にドアクローズ。
残念ながら、私の少し後ろの親切な日本人の方は間に合いませんでした。
ちなみにその方曰く、フランクフルト便だったら、デュセルドルフまで鉄道移動が可能だったのにとのこと。
フランクフルトからは200kmですが、ミュンヘンからは500kmです。

深夜0時近くにエアポートシェラトンにチェックイン。

K2022 Preview後、

ブリュッセルでのビジネスがあったので、鉄道(ケルン経由)で移動しました。
ケルンからはICEでの移動でしたが、速度は遅いまま、おそらくは新線対応の線路になっていないのでしょう。
以前、フランスでTGVに乗ったときは、新線区間は高速で、在来線になると従来並み速度でした。
韓国の高速鉄道も同様です。
いずれの国も線路が標準軌なのでそんな対応が可能となります。

ケルンでは、乗り換え2時間待ちでしたので、大聖堂を見学へ。
大きなスーツケースを転がしながら大聖堂の中に入りました。
15年ぶりの再訪です。

「神様、この先の旅程に苦難が訪れませんように・・・」

祈りは届かず
トラブル帰国編に続きます。

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