脱炭素社会
水素エネルギー社会(10)水素協議会 Hydrogen Council
今回の水素エネルギ社会に関する記事の締めくくりは、国際組織である「水素協議会」に関してです。 この協議会は、 2017年、ダボスで開催された世界経済フォーラムで発足し、成長を続けるこのCEOの連合体と説明されています。 […]
水素エネルギー社会(9)洋上発電の今後の見通しと水素エネルギ社会
水素エネルギ社会の直接の話題からは離れますが、CFRPの用途の話題で触れましたので、洋上発電に関しての情報です。 風力発電における洋上の位置づけですが、設置場所の確保・低周波騒音問題・大型化による発電効率の面で、洋上発電 […]
水素エネルギー社会(8)炭素繊維の地域ごとの消費用途の差について
炭素繊維の用途は地域ごとに、大きく異なっています。 日本の国内消費では、スポーツ用品用途が最大です。ゴルフクラブ、テニスラケット、釣り竿などです。一方、使用量としてみると航空機用途がトップとなります。先日のブログで、三菱 […]
水素エネルギー社会(7)東レ FCV用CF増産 航空機からシフト
東レが炭素繊維(CF)の生産割合を変える計画のようです。航空機用途からFCVの高圧水素タンク用への用途シフトです。 ボーイング787は機体の大半がCFRPであり、主要部位を三菱重工、川崎重工、スバル等の日本のメーカが製造 […]
水素エネルギー社会(4)船舶の次世代エネルギ源
NEDOの資金も活用して2024年の水素燃料船舶の実証実験を始めました。川重、日本郵船、東芝、ENEOS等が参画企業です。川重は既に、水素運搬船を発表しており、東芝は地上発電設備(定置式)を含めて広範囲に燃料電池の検討を […]
水素エネルギー社会(3)イワタニの水素ステーション 取材
早朝にサイクリングに行ってますが、その途上に水素ステーションがあるので、(勝手に)取材しました。4車線の主要道の横にあり、大型車が中で転回できる構造です。営業時間は日中のみ。その時間帯は係員が常駐していると思われます。 […]
水素エネルギー社会(2)中国政府 FCV開発に奨励金
燃料電池自動車開発の周辺をウロウロとしていたこともあり、水素エネルギ活用には一定の興味を持っていました。活用拡大には、どちらかと言えば懐疑的でしたが、エネルギ政策全般を見てみると一定の可能性があるかもしれないと思い、継続 […]
花王とライオンの連携 容器リサイクル
花王とライオンが容器リサイクルでかなり深く連携するとの報道がありました。環境問題やSDGs対応は、商品販売の差別化訴求点となりにくい点です。一方、ESGが強く求められている現状では、避けて通れない問題であるとともに、その […]
自動車の環境問題(2) カリフォルニア州独自の環境政策
大気汚染のひどかったカリフォルニア州では、大気汚染抑止に対する規制要求が強く、伝統的に合衆国政府と異なる独自の規制策定が容認されていました。当然アメリカ政府規制よりも厳しいものなので、自動車メーカ各社は、まずはCARB規 […]
自動車の環境問題(1) EU新CAFE規制
CAFE(corporate average fuel economy)とは、自動車メーカの販売車両全体での燃費平均です。その燃費が基準値を下回らないように義務付けられています。EUでは2021年から、新規制基準へと移行 […]