11月18-19日、名古屋大学を会場としたNAS2025が開催されます。
以下を参照ください。

NAS (Nagoya Automotive Structure) 2025のご案内

当社は企画初期から参画しており、初日二番目の講演と二日目のグループ討議のファシリテーターを務めることになっています。
ここでは、皆様の参加意欲の醸成に寄与することを願い、二日目の弊職担当の「外板・意匠」を中心に、構想や狙いを共有します。

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トレンドや各種情報は  セミナーで詳しく解説します。【セミナー案内】

初日の講演 「⾞で⽬に付く部品を軽くて楽しいものに」

当日の内容にご期待ください。二日目のグループディスカッションに通じるテーマで講演いたします。

二日目のグループディスカッション ”外板・意匠” セッションでは、、

コンポジット材に限らずに、軽量化・新意匠・透明外板などの楽しさと機能性追求の視点で討論を進める予定です。

基本は、
  言いたいこと
  聞きたいこと

の相互交流の場です。

〇 売り込みOK
〇 欲しい材料や部品の募集OK
〇 夢物語OK
実現性や法規対応は脇に置いて、まずは楽しさの追求です

・午前中は自己紹介&情報発信
・午後は、相互指名しながら、意見交換 をグルグルと進めます。

統一見解も、まとめも実施しません。

最後のまとめは、
 「外板・意匠セッション、楽しかったです。今後も、交流を進めます」
と仕切ります。

これまでの事例や背景情報など、参加のご参考に

中国車に見る外装やコックピットの意匠変化
Japan Mobility Show 2023 コンセプト車意匠の整理
透明意匠のドア、解放感を狙って
NAS2025に参加して、夢を語りましょう。
  <事例・アイデア> 透明ピアノ光る意匠映像投影フル樹脂外板EV

中国車に見る外装やコックピットの意匠変化

2023年の中国車のトレンド現地調査で、何かが違うと感じました。
以下、画像で解説します。

NEV(BEV+PHEV)の拡大とともにグリルの存在感が低下。

グリル小型化、さらに廃止へ

Japan Mobility Show 2023
コンセプト車 意匠の整理

日本の各OEMから出展されたコンセプト車も俯瞰してみると、前述の中国で感じた意匠のトレンドと同様でした。これは、各社が中国車意匠を模倣したということでは無く、時代の流れの意匠と捉えられるでしょう。

透明意匠のドア、解放感を狙って

コンセプト車ですが、ドアの一部が透明です。
中村史郎氏のデザインです。 (写真出典:AIM社)

このモデルは、AIM社がJapan Mobility Show 2023に出展した「AIM EV MICRO 01」です。

このモデルを踏襲したクルマが間もなくデリバリー開始されます。まずは、沖縄久米島からということで、現地にむかい、実車チェックの上、運転もしてみました。以下のレポート、その下の写真をご参照ください。

沖縄久米島で AIM社の超小型モビリティEVMに試乗しました

この市販モデルではドアの透明化は取りやめになっています。この背景課題や懸案点などをお伺いしました。逆に言えば、懸案・課題に対する「答え」が見つかれば、透明ドアは「あり」です。お伺いした内容などは、NAS2025の二日目にご紹介します。ぜひ、二日目の『外板・意匠』にご参加ください。

透明ということで、参考までに、
樹脂ガラスを採用し、軽量化と透明、楽しいクルマ化を狙った例を紹介します。

豊田自動織機製の世界最大の樹脂パノラマルーフを搭載しています。

<写真出典:Response Website、トヨタ自動車>

一人乗り、ミニカーです。まもなく出荷開始です。
このルーフと、サイド部メインの開閉部を除いた前後が樹脂ガラスとなってます。

KGモーターズの超小型EV「mibot」実車をチェック

NAS2025に参加して、夢を語りましょう。

こんなことができる、こんなチャレンジ中、この材料・加工法で今までない意匠が実現できる、軽量化のための材料・構造・工法を募集中など、ご参加の皆さんから情報を発信して、あるいはアイデアを聞いて、自由にディスカッションする場、それが、NASの二日目です。

透明/光る/映像が映る/音が出る/香りアロマ/超やわらか触感/色が変わる/気分で色や模様を変える(フィルム張替え、電子的など)

以下にアイデアのイメージをいくつかご紹介します。

河合楽器から、クリスタルグランドピアノとして透明のピアノが発売されています。
透明のクルマがあってもいいでしょう!

外装仕上げ透明アクリル樹脂

写真出典:河合楽器

展示会で見た 光るドアトリム
(外板にも展開しましょう!)
展示会で見た 映像が映るドア・ウインドウ
(このまま、展開できそう!)

樹脂製外板/CFRPインナーパネルやドアインパクトビーム/超発泡パネル/空力対応自動変形外板パネル・整流対応

既に、外板すべてが樹脂化したクルマの例です。

軽量化が重要な超小型EVの外板は、ほとんどのクルマで樹脂を採用していました。

個別のコンサルティングサービスでは更なる詳細や今後の方向性などを解説いたします。
費用や内容などは、以下より、お気軽にお問合せください。

セミナーやコンサルティングなどのご相談窓口

このレポートのような内容は、「市場調査」や「電気自動車トレンド」に関する各種セミナーでも解説しています。セミナーでは質問にもお答えしています。
以下は直近で予定されているセミナーです。

講演・セミナーの予定

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