「型技術」2022年1月号紹介
「型技術」2022年1月号
↑クリックすると、日刊工業新聞社のウエブサイトの「型技術」全体の目次 が表示されます。
連載のご紹介
知っておきたい
射出成形CAEの基本と活用術
第5回 CAE活用のトレンド、複合的連成的活用
流動解析と周辺解析を組み合わせることでの、より現実的で高精度な解析手法の解説です。ユニークな取り組みを4事例ほど紹介しています。
なお、これまでの連載は以下となっています。
連載 知っておきたい射出成形CAEの基本と活用術
3月号の第6回で、連載は完了となります。
1月号特集は
カーボンニュートラル&SDGsへの素形材メーカーの取組み
でした。
この中の、
商品、サービスのライフサイクル全体で排出される炭素量を「見える化」するCFP(製品のカーボンフットプリント)
は、私にとって、大変に役立つ記事でした。炭酸ガス排出量の定量化やその情報流通に興味があるものの、調べる機会もなくそのままにしていましたが、この記事はまさに私の興味への答えでした。
TCO2株式会社の代表、正畠宏一氏による記事です。同社のサイトにも有用な情報がありました。以下からアクセスください。
ホーム | カーボンフットプリント、カーボンオフセットでCO2削減 | TCO2
以下もご参照ください。
22年1月号 S/18 P54 特集・ (nikkan.co.jp)
その他、
紙カミソリとその開発ストーリー
貝印カミソリの、プラスチック使用量を98%削減した使い捨ての「紙カミソリ」は、時流に合わせての企画の紹介でした。
一枚の紙から自分で立体的に折るということで面白みもあります。ただ、毎日の作業となるとうっとうしくなるかもですが・・・。
継続販売ではなく、スポット企画で、今後も再開の情報はありませんでした。その点では、話題性としての取組みかもしれません。口の悪い人は、「グリーンウォッシュ」と指摘するかもです。
下記の貝印のサイトで確認できます。
紙カミソリ® | 貝印のカミソリポータルサイト (kai-group.com)
販売は売切れでした。5個(5色)で1100円でした。
紙カミソリの通販 | カミソリ | メンズケア用品 | 貝印公式オンラインストア (kai-group.com)
以下もご参照ください。
22年1月号 S/09 P46 特集・ (nikkan.co.jp)
特集の中で以上の二つの記事は、私の消費生活アドバイザーの立場としても大変に気になったものでした。
その他、気になった記事、面白かった記事をご紹介します。
【特別レポート】
脱炭素が叫ばれる中でのEV化予測-いったい何が変わるか?、日本の製造業はどう取り組むべきか-
やや独自の視点でバイアスが強い気もしますが、いろいろな見方があるという点で面白い内容でした。
やわらか経営談義 押さえておきたい中小製造業の経営ポイント 連載4
在庫は悪か?
トヨタ自動車でTPSを実践してきた立場として興味のある記事でした。
型技術は一冊1540円です。
このページ冒頭の日刊工業新聞社へのリンクからお買い求めいただけます。
CAEの導入、実務での困りごと など お問合せから、ご相談をお待ちしております。
お読みになっての疑問やご意見も、お問合せから、お気軽にご連絡ください。こんな記事を読みたいなどの掲載希望などのご要望も大歓迎です。
セミナも聴講ください。
このような技術解説の執筆とともに、各種のセミナ講師も担当しております。
予定されているセミナはこちらからご確認ください。