「型技術」2022年3月号紹介 連載「知っておきたい射出成形CAEの基本と活用術」最終回  

連載「知っておきたい射出成形CAEの基本と活用術」最終回 

3月号目次

連載のご紹介

今回で連載最終回です。長い期間掲載してきたような気がしていましたが、実際は6回でした。掲載のご相談をいただいたタイミングからは1年半となりますので、それなりに長い期間関わってきたように感じているようです。

さて、掲載内容のご紹介です。

知っておきたい射出成形CAEの基本と活用術 最終回

CAEを活用した射出成形のデジタルトランスフォーメーション

ふたつの内容で構成しました。

前半は、プレス型やアルミダイカスト型のCAE検証方法です。光ファイバ計測法を活用することで、プレスの瞬間的なひずみ変化挙動を計測しCAEの解析精度の検証した事例です。ダイカスト型は温度を計測し、型内での温度分布がCAE解析値と同等であることを検証しています。

後半は、今時流の話題としてデジタルトランスフォーメーション(DX)に関する取組みの考え方を整理しました。

以下は、私の解釈としてのデジタル技術の連携活用で、実計測との同期化でDigtalTwinに繋がるものと考えています。

前6回の連載は以下となっています

連載 知っておきたい射出成形CAEの基本と活用術

型技術3月号から

私の興味を引いた記事、役立ったもののタイトルをご紹介します。

自動車の軽量化とコストのベストバランスのためには材料の適材適所化が必要です。その際に極めて重要な技術が、異種材の接着接合です。また、今まで加工不能な形状を作るという意味では、3Dプリンタも自動車メーカやTier1の各社が注目している技術です。

特集 高機能・高付加価値を実現する、マルチマテリアル化のための接合技術

【事例】

摩擦撹拌接合(FSW)の原理と特徴
京浜ラムテック 松本成史

変性シリコーン樹脂、エポキシ樹脂系接着剤を用いた異種材接着
セメダイン 矢野慎吾

金属3Dプリンティングの基礎と効果
日立金属 桑原孝介

他に毎回の連載も、技術面とともに、マネジメント・経営の側面で役立つものがたくさんあります。

【連載】

やわらか経営談義 押さえておきたい中小製造業の経営ポイント
リモートワーク成功のポイント~導入編~
遠藤康浩

ニューノーマル時代のDXを考える
4K/8K超高精細映像でビジネス課題を解決する

-IoT(4Kカメラ)×5G×AIによる生産現場の遠隔監視-
竹井俊文

強い組織をつくる!チームワーク実践術
リーダーに求められる5つの役割
福富信也

型技術は一冊1540円です。

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