弊社主催として初となるセミナーを開催しました。
現物を見ながら理解することの重要性を鑑みて“技術オフィスTech-T” 現地現物セミナーシリーズ と銘打ったセミナーです。

ここでは、今回のセミナーの概要と、関連する超小型EVに関しての当社調査レポートをご紹介します。(それぞれのリンクから個別レポートにアクセスいただけます)

開催概要

定員30名での募集でしたが、40名を超える参加者で、50名の会場が手狭に感じられるほどでした

現地現物として、調査した無塗装の樹脂外板や樹脂ドア骨格も展示しました。写真撮影OK・触って確認もOKとしました。みなさん熱心に観察していました。

日本からの新部品や材料などの発信を狙い、参加者間での情報交換&相談会も併催し、こちらも想像をはるかに上回る活況でした。1時間半後の撤収開始のタイミングになっても、会話が継続していました。
この熱心な状況を見ると、まだまだ日本の自動車産業の裾野も勢いがあるようです。

読売新聞・朝日新聞が取材に来ており、4時間のセミナーにフルにご参加されました。記事として掲載された際には当社サイトでもご紹介いたします。
写真はインタビューを受ける筆者

外板の樹脂化

軽量化の観点では重要な要素で、特に軽量化ニーズの高い超小型EVでは実績も増えつつあり今後も拡大傾向と予測しています。

材着・無塗装の可能性

コスト低減と脱炭素を背景に採用が広がるでしょう。ただし、要求品質とのバランス、すなわちお客様向けの外観品質、耐久性としての耐候性や耐傷つき性対策とのバランスが重要です。その意味では、今回調査したCitroën AMIは多くの示唆を与えてくれました。

超小型EVの可能性

当社で「超小型EV」と呼んでいるモビリティは以下の太枠のカテゴリーに相当する車両です

これまでの当社の調査からのご紹介です。


<トヨタ C+pod>

<Fomm One>

トヨタ自動車のC+podは生産中止となりましたが、一方で、スタートアップを中心に新展開の方向にもあります。


今回のセミナーには、超小型EVの開発・生産の複数の会社様からもご参加いただきました。
うち2社からは、会社および車両をご紹介いただきました。

当社調査資料から、その2社をご紹介します。

エイム(AIM)社の超小型EV「EVM」 人テク横浜で実車を展示

KGモーターズの超小型EV「mibot」実車をチェック

中国・東南アジアにおける小型EV

今回ご紹介している超小型EVよりは、やや大きめのサイズとなりますが、現地取材時にチェックした小型のEVです。初めて車を持つ人などに人気なようで台数増加中です。


  

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