日経SDGsフェスティバル ハーバード大学 ラギー教授

今週開催中の日経SDGsフェスティバル、初日冒頭のハーバード大学 ジョン・ジェラルド・ラギー 氏の講演を視聴したコメントです。何度か強調していましたが、
 「SDGsは慈善ではなく、戦略である。」
との発言が、SDGsに対する取組み方の考えをクリアにしてくれるものでした。

企業として、戦略的な方向性として事業に取り組む、あるいは、社会ニーズにどう答えていけるのか?の戦略である という要旨でした。
ESG投資は、2012年頃から急激に拡大してきたが、金融機関の企業取り込みとして理解が進み、実務にお取り込まれたからだそうです。ESGへの積極投資は、非積極投資と比較すると+3.4%のリターンという興味深い成果であると示していました。

SDGsは自動車炭酸ガス排出規制のような罰則はありません。企業としては、ESG視点で取り組むことでブランド評価が上昇するという成果はあります。ただし、すぐに定量的利益として示せるものではありません。「SDGsは慈善ではなく、戦略である。」ということは、戦略を上手に作れば、利益にも通じるものがあること示しています。

トヨタ生産方式の視点で、カイゼンのお手伝いをしてます。品質向上とコスト低減が同時達成できます。もっとも楽な作り方は安定的で使うエネルギも少なく、結果として安価になり環境負荷も少ない、この論理に似ているように感じました。