アップルは本当にEVを作るのか?

たぶん 本当でしょう。 誰でもEVは作れます!

アップルがEVを作るという報道が続いていますが、着眼としては ごく当たり前のことです。

アップルの携帯電話はすでにそのようにして製造されています。iPhone本体には写真のように「Appleが設計して中国で製造してます」とクレジットが入ってます。

EVになった場合、自動車の生産形態は、従来の擦り合わせ式から、組み立て式に代わると言われていました。すなわち、パソコンと同様に要素部品を調達し組み立てるということで、従来の擦り合せノウハウは陳腐化し、誰でも自動車が作れるようになります。

ただ、クルマというハードを製造するという意味ではなく、移動手段を中核としたあらたなビジネスモデルを構築してくるであろうという点が、最も着目すべきです。

スマホのiPhoneは、企画はアップルですが製造は中国中心に世界各地での委託であり、そのための部品もグローバル調達しています。アップルはアプリもビジネスに取り組んだことでその手数料、販売価格の30%と言われていますが、この収入も莫大なものとなっています。

さて、日本ではほとんど新興EVメーカの話を聞きません。以前レポートしたAZAPAのような小規模な例はありますが。(AZAPAはこのレポートのほかにEVもターゲットにしています)

一方、中国では国の施策もあり、多数の新興EVメーカが市場に出始めています。
(中国の普及の向けた施策、こちらもご参考に)

その中で、規模が大きく、バックボーンがしっかりしている会社に 華人運通、英名 Human Horizons という会社があります。
昨年の北京自動車ショウで、ブランド名 HiPhi から、高級SUV HiPhi Xを2021年、今年から発売するとアナウンスがありました。

大規模試作が始まっている状況もニュースリリースされています。

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