日産の軽EVサクラ(SAKURA) 試乗その2 走行

これまで当社では、5月の横浜での「人とくるまのテクノロジー展」、
8月の日産ギャラリー横浜での実車チェックに関してレポートしてきました。

日産サクラ 実車をチェック

走行前にチェックした内外装やパッケージに関しては、以下の前回レポートを参照してください。

日産の軽EVサクラ(SAKURA) 試乗その1 内外装とパッケージ

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軽自動車なので、ナンバープレートは黄色です。

今回は、実際の試乗の状況と 走行後の感想をレポートします。

走行シーン動画(後部座席から同乗者が撮影)は編集中です。
次回のブログで紹介予定です。

まずは いきなり結論から。

軽のEVは「あり」ですね!

日産グローバル本社ギャラリー

日産グローバル本社でのテストドライブになります。

テストドライブ コース

急坂や高速を含めて、日産グローバル本社ギャラリー①発着での 約15kmです。

県庁-関内を経由し地蔵坂③の急坂を山手本通りへと上ります。登り切ったら(地図の吉田電機)東に大きく転回し、かなり狭い桜通を下り本牧方面に向かいます。
新山下ICから首都高神奈川線に入ります。
みなとみらいICで下りて、日産グローバル本社ギャラリーを左手に見て通り過ぎて左折し、横浜駅前を通過して戻るというコースです。
全体の2/3が一般道、残りが高速道走行です。

坂道も楽々

EVの特性を理解してほしいということで、日産の設定したテストドライブのコースには横浜山手の急坂 地蔵坂(ドライブコース地図の③)が設定してありました。トルクフルなEVですからノーストレスで登坂します。登り切る直前の赤信号で停止しましたが、「オートブレーキホールド」機能でブレーキから足を離してもOKでした。

高速合流もストレス無し

地蔵坂を登り切ると山手本通りには入らずに横切るようにして桜道に進むコースでした。本牧へと下り、新山下から首都高神奈川線に入ります。一般道から高架の高速まで登り、そのまま本線への合流と加速していきます。
ここでもEVの威力を体感しました。余裕ある登坂&加速能力で振動もなく静かです。

EVは静かで振動も少ない

赤信号からの発進時、山手市街地の急坂の登坂、高架の高速までの登坂とそのままの合流、いずれも高トルクでストレス無しで騒音もなく快適ドライブでした。
音に関してなのであまり上手にお伝え出来ませんが、後ほど以下のシーンの車内撮影ビデオで紹介します。

  • 4車線 交通量の多い道路(みなとみらい)
  • 赤信号からの発進シーン
  • 急坂登坂
  • 高速へと登坂と合流

2日続けてEV サクラとHonda e に乗った後に、業務用車のトヨタのハイブリッドを運転しました。今までは感じませんでしたが、一般道の定速走行中でもステアリング越しに振動を感じました。高速での合流は、相当な騒音と振動でした。
今後、多くの人がEVの良さに慣れてしまうと、エンジン車は苦痛かもしれません。

満充電での実走行可能距離

写真は、15km走行後に撮影したインパネの表示です。
充電率90%で残りの後続可能距離が136kmです。試乗開始時は、充電率100% 可能距離150kmでした。

実用的な航続距離は 150km程度でしょう。

カタログ値180kmの8割強程度となります。これまで見てきたEVは7割程度でしたので、優秀です。

充電時間

  • 200V普通充電で8時間
  • (100V普通充電で約16時間)
  • 急速充電で40分

日々の通勤や日常生活での使用には十分でしょう。

高価で重いバッテリーを搭載せずに、日常生活に特化したコンセプト、これは十分に「あり」ですね。

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