2020年7月9日 / 最終更新日時 : 2022年10月22日 管理者 成形加工 ヒケ不良と対策(2) 前回、PVT特性のグラフをご紹介しました。これを活用しながら、体積変化挙動を考察します。下図は、前回の図に、私が(赤色部分を)加筆しております。 代表的な成形条件は、 PSの場合、樹脂温度200℃、射出圧力80MPa […]
2020年7月8日 / 最終更新日時 : 2022年10月22日 管理者 成形加工 ヒケ不良と対策(1) 反り変形とともに、成形品品質で悩ましいのがヒケです。特に意匠部品の場合、対策に苦労します。 自動車のバンパー、正確には、バンパーカバー、すなわち、 衝撃吸収能力は持ち合わせておらずに、単なる表面のカバーで意匠品となる […]
2020年7月7日 / 最終更新日時 : 2020年10月19日 管理者 日本の未来 トヨタとサムスンの違い(5) 今回は博士号についての話題です。 何度か触れてきたように、サムスンとは企業集団で、我々日本人が認識しているサムスン電子は、そのうちのひとつの構成会社です。もっとと、グループの売り上げの半分以上を占め、主要経営陣を排出した […]
2020年7月2日 / 最終更新日時 : 2022年10月22日 管理者 成形加工 反り変形の対策(3) データの取得その2 前回は、反り変形のデータ計測として成形開始事前での特徴把握に関してご説明しました。ここで特徴が見つかると比較的原因究明が楽になります。そうではないケース、すなわち成形したものすべてで変形が認められる場合、あるいは突発的に […]
2020年6月30日 / 最終更新日時 : 2020年7月1日 管理者 脱炭素社会 トヨタのFCVがやり玉に? 昨日(6月29日)付けの日経XTECHの記事「米中対立はトヨタFCVに飛び火するか、くすぶる中国への技術移転リスク」に注目しました。トヨタはFCVの大きな市場として中国に着目していることはこのブログでも触れたところですが […]
2020年6月23日 / 最終更新日時 : 2020年9月17日 管理者 トヨタ生産方式 トヨタとサムスンの違い(4) あきらかな違いは業務指揮系統です。トヨタはピラミッド型、サムスンは垂直統合型です。なお、もう一社経験した自動車メーカA社は文鎮型でした。3社を比較すると図のようになります。 なお、トヨタとサムスンの差というだけでなく、日 […]
2020年6月18日 / 最終更新日時 : 2022年10月22日 管理者 トヨタ生産方式 反り変形の対策(2) データの取得 成形開始時 変形量の定義ができましたので、実際の反り量のデータを取得します。 日々の製造の際のデータを取得します。その方法をご説明しましょう。 まずは、生産開始から連続で計測します。その日の生産開始から、あるいは金型交換し生産再開か […]
2020年6月18日 / 最終更新日時 : 2020年6月18日 管理者 トヨタ生産方式 トヨタとサムスンの違い(3) トヨタ自動車はその名の通りに、自動車メーカです。昨今、100年に一度の危機として変革を図っています。モビリティカンパニーと称して、メーカから輸送や移動のすべてまでを対象とした会社への脱却です。それでも所詮、輸送機器から輸 […]
2020年6月15日 / 最終更新日時 : 2020年6月18日 管理者 韓国 トヨタとサムスンの違い(2) 在宅勤務の評価をどうするかが話題となっています。成果の客観的な評価指標を明確にする必要があると言われています。 さて、トヨタもサムスンも従業員の評価プロセスや指標は明確となっています。期初にコミットし、期末に上司と自分で […]
2020年6月15日 / 最終更新日時 : 2022年10月22日 管理者 成形加工 反り変形の対策(1) 変形量の計測 対策の入り口は反り変形状況の定義です。問題状況から、それに見合った定量的変形量定義を考えます。 (1)反り変形で組み立てができない場合組み立てを阻害している部位の変形量を計測します。図のように、ボス位置がずれているなら、 […]